>AWSエンジニアになるために、何から始めたら良いのか分からない
>AWSエンジニアの業務内容がよく分からない
>参考書やお勧めの学習方法が知りたい
特に、上記のように悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この記事では、AWSエンジニアになるために必要な下記の項目について解説いたします。
・業務内容
・学習方法
・業務に関連するIT資格
この記事を読んでいただくと、AWSエンジニアになるために、 何から始めなければならないかが分かるようになります。 3か月後には、AWSエンジニアという新しいキャリアを目指せるようになります。
ちなみに、私はAWSエンジニア歴が5年以上のインフラエンジニアです。 本業だけでなく、ココナラというクラウドソーシングサービスでも、 AWSエンジニアとして販売実績を積んでおります。
私はAWSエンジニアになるまでは、企業の情報システム部門でヘルプデスクを担当しておりました。 未経験でインフラエンジニアの世界に飛び込んだのですが、 最初に参画した案件が、AWS環境のサーバ構築案件で、その後も継続して AWSに関する案件を行うようになりました。これらの経験を記事にまとめております。
AWSエンジニアになるための学習方法
業務内容
AWSエンジニアの業務とは、基本的にインフラやサーバエンジニアの業務と同じです。ただし、作業する環境がオンプレミスではなく、クラウドになるという特徴があります。 仕事内容としては、インフラやサーバ構築に関する下記の工程を担当することになります。・要件定義
・基本設計/詳細設計
・構築
・テスト
・リリース
・運用/保守
最初からすべての工程を任されることは無く、未経験者の場合は、運用/保守などから経験を積むことが多いです。 ただし、年収500万円以上を目指すのであれば、構築より上のフェーズの経験が必要になります。 こちらについては、下記の記事で詳しく解説しています。
【AWSエンジニアへの転職】未経験でも3年で年収500万円を達成する方法を教えます
学習方法
AWSの学習方法ですが、私は独学でした。経験上、実際に手を動かすことが大事だと考えています。本気でAWSの技術を習得するのであれば、 アカウントを開設して新規でサーバを立ててみましょう。AWSは1年間の無料枠が存在するので、あまり費用をかけずに学習することができます。 今では、AWSの公式サイトでもハンズオン形式の操作手順もありますし、Udemyなどの学習サイトでも学習用の動画を購入できます。私の場合は、下記の参考書を見ながらWEBサーバの構築を行いました。こちらの書籍は、インフラエンジニアではなく WEB開発者向けに書かれたものであり、AWS仮想基盤の構築やサーバ作成の手順が分かりやすいです。 評判の高い書籍なので、入門書を探している方にお勧めです。
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築
話を戻しますが、初期の学習段階としては、下記のAWSサービスについて学習すると良いと思います。こちらは、AWS環境の構築において必ず設定が必要になるものです。
・EC2
・S3
・IAM
・VPC
・サブネット
・インターネットゲートウェイ
・ルートテーブル
最後に、学習のポイントについてまとめます。
・独学でも習得可能
・実機を動かすことが重要
・主要なAWSサービスを抑える
業務に関連するIT資格
AWSエンジニアの業務は、クラウド上のインフラ環境構築やサーバの構築がメインとなります。未経験からAWSエンジニアやインフラエンジニアの職種に挑戦する場合は、 下記の資格を持っていると転職にも有利になると思います。・LPIC
・CCNA
・AWS認定クラウドプラクティショナー
AWS環境構築の現場では、WindowsよりもLinuxサーバの構築の方が多いため、LPICの知識があると実業務でも役立ちます。 CCNAは資格勉強を通して、一般的なネットワークの知識も習得できるので、インフラ環境の構築に役立ちます。 その他、AWS認定クラウドプラクティショナーは実業務には、役に立たないこともありますが、AWSやクラウドの一般的な知識があることを証明できます。
まとめ
未経験でAWSの学習を始めるにあたり、以下のことを抑えていれば、 3か月でAWSエンジニアへの道が開けるのではないかと思います。・AWSエンジニアはクラウド環境でのインフラ環境やサーバの構築業務を行う
・独学でもAWSは習得できる
・まずは実機を触ってみる
・AWSの主要なサービスから学習する
・関連資格があると実業務に役立つ