【レビュー(体験談)】さくらのレンタルサーバ スタンダードプラン

AWS全般

今回はレンタルサーバのレビューを行っていこうかと思います。第1回目は利用経験のある、さくらのレンタルサーバにします。当ブログやWordpressブログはAWSで運営していますが、過去にレンタルサーバで運営した経験があります。インフラサーバエンジニアの目線で、レンタルサーバのレビューを行います。

さくらのレンタルサーバ スタンダードプランをレビュー

さくらのレンタルサーバ特徴

まずはさくらのレンタルサーバの特徴から説明します。さくらのレンタルサーバは、さくらインターネット株式会社が提供するレンタルサーバのサービスです。さくらインターネットはホスティングを行う企業の最大手で、知っている方も多いかと思います。さくらのレンタルサーバの特徴は、機能が充実して低価格といったところです。スタンダードプランであれば、500円程度でブログやWEBサイト運営できるという特徴があります。

スタンダードプランの特徴

・月額料金:524円
WordPressも利用できて金額はワンコイン価格とお手軽です。

・容量:100GB
WordPressなどで個人ブログを運営する分には十分です。

・転送量:700GB/日
個人運営であれば気にならない転送量だと言えます。

・マルチドメイン 200個
実際に200個使う機会は少ないと思います。

・Wordpress:管理画面からインストール可能
ブログやWordpress初心者の方は使いやすいです。

・無料SSL
SSLは必須であるため、無料SSLが利用できるのは大きいです。管理画面から設定できます。

・その他
2022年2月頃から、SSD化をはじめとした機材の刷新により
従来サーバーと比較して5倍の高速化を実現した新サーバーを提供されるそうです。

・公式サイトのリンク
さくらのレンタルサーバ スタンダード

私の体験談

WordPressブログが流行する以前から、HTMLやCSSの勉強のために契約したのが、さくらインターネットのスタンダードプランでした。昨年解約しましたが、10年近く利用させて頂きました。WordpressのインストールやSSL化が、コントロールパネルという管理画面から手軽にできるので、使い勝手も良かったです。コントロールパネルの使い易さが、長期利用に繋がったと思います。

解約した理由は、Wordpressの運営をAWSに統一したかったからです。解約の直接の理由とは関係ありませんが、AWSのLightsailに比べると、体感的な速度が遅く感じました。AWSはレンタルサーバとは異なりますが、専用サーバとなるので速度的には、さくらインターネットのスタンダードプランより処理が速いのかもしれません。しかし、さくらインターネットによると速度に関しては、2022年2月に改善されるとのことなので、スタンダードプランは弱点の少ない手ごろなレンタルサーバと言えるのではないでしょうか。

まとめ

さくらのレンタルサーバのスタンダードプランは、ブログ初心者やサーバを操作したことがない方にとっては、価格が手ごろで管理画面が操作しやすいサービスだと思います。独自ドメインでサイト運営を開始したとしても、他のレンタルサーバの会社に移転することも可能ですので、無難にレンタルサーバを使いたいのであれば、さくらインターネットはお薦めできます。


さくらのレンタルサーバ スタンダード

AWS Lightsailのご紹介

AWSではレンタルサーバと同じように、月額定額でサーバを利用できるLightsailというサービスがあります。最初からWordpressがインストールされてたり、直接サーバに接続して操作できたりと自由度が高いサービスです。Linuxサーバに知見のあるかたは、検討する価値があると思います。Lightsailでブログを運営するメリットについて下記の記事でご紹介していますので、よろしければお読みください。

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