【AWS】Amazon Linux 2のサポート期限と対策を簡単に解説します

AWS全般

Amazon Linux 2のサポート期限が2023年の6月までとなっており、バージョンアップの対応を計画してる企業も増えていると思います。今回は、AWSやOSのサポートが詳しくない方に向けて、問題点と対応方法について要点だけ簡単に解説したいと思います。

Amazon Linux 2のサポート期限と対策を解説

Amazon Linux 2とは

Amazon Linux 2は、LinuxサーバのOSです。Amazon EC2でのパフォーマンス向けにLinuxカーネルが調整されています。AWSの無料枠でも利用できるため、利用しているユーザも多いかと思います。

Amazon Linux 2のサポート期限

Amazon Linux 2のサポート期限は、2023年6月30日までとなります。サポート期限以降も継続して利用できますが、メンテナンスサポート期限が設定され、重大なセキュリティアップデートは提供されるものの、新しい EC2 プラットフォームキャパシティーや AWS の新機能に対するサポートは保証されなくなると思われます。

Amazon Linux 2の後継

Amazon Linux 2の後継機種としてAmazon Linux 2022が発表されています。新しいOSに移行する場合は、Amazon Linux 2022である必要はありませんが、移行対象のひとつになるのではないかと思います。

OS移行計画について

セキュリティ要件の厳しいシステムほどOS移行が必要となります。できるだけサポート期限やメンテナンスサポート期間中にOS移行を完了させたいところです。
OS移行では、移行後のOSで既存のシステムが想定通り動作するかを検証する期間も必要となり、規模が大きなシステムほど移行にかかる時間が増えるでしょう。無理の無いスケジュールで計画を立てたいところです。

まとめ

今回は、Amazon Linux 2のサポート期限について簡単に解説しました。サポート期限まで1年弱となり、周囲でもOS移行に関する話題が増えてきています。
後継のOSも発表されていますので、事前に評価したうえで移行できることが望ましいでしょう。

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